夏の終わりに....嬉しかった先週のこと.....


いきなりだけど、私はお昼ご飯は大体家で食べる。
客人があったりすれば別だが、ほとんど毎日12時には自宅へ戻り、テレビをつけ食事をする。
12時からは決まってNHKのお昼のニュースだけど、しかしそれとて、せいぜい10分くらい。
朝と同じ、どってことないニュースを読むNHKのアナウンサーに向かって、「 お疲れちゃん 」 などと、呟いてみたりする。


先月までは、CSチャンネルで放送していた 「 韓国ドラマ 」 を観ていた。
観るには観るんだが、どうも韓国語が気になり、「 あんにょんはしむにか! 」 なぁ〜んて、その出演俳優の台詞に合わせ、大声で反復していたりするものだから、そのうちにとうとうストーリーは追えなくなり、いつの間にか終わってしまっていた。

そこで最近は、もっぱらこのHatenaブログの 「 新着記事 」 ってとこをクリックし、ひと様の記事を拾い見してることが多い。
以前にも、 ココ でブログ記事のことには触れたけれど、当たり前だけどいろんな方のいろんな記事がある。


独身女性とおぼしき方が、今流行のマクロビ料理とでも言うのか、そりゃそりゃ美味しそうで、野菜たっぷりの バランスランチ を 紹介していたりする。
「 おおっ、 すごいね。 」 なんて独り言を言いながら、迷わず、★ をカチカチカチカチと3回鳴らしてページを閉じ、暇を告げる。


また、あるサイトでは、奥様がご病気に臥されたとのことで、「 お父さんが作る弁当! 」 という名目で、お父さん力作の、そのおかずたっぷり豪華弁当写真にすっかりハートを奪われ、チラとわが夫と比べたりなんかしながら(笑)、ここでもまたカチカチカチと ★ を鳴らして、ページを閉じる。


またある時は、同年代と 思われる主婦の方の記事を目にする。
お盆休みに都会から帰省し、休暇を故郷で過ごし、また都会へ帰って行く娘さんを想い、「 またお正月にね...元気でね...」 と、泣きながら見送られたというその文面に、胸がいっぱいになり、ぽろぽろ涙がこぼれちゃったりする。
ここでもまた ★ をカチカチカチと鳴らし、暇を告げる。


大体そんな事を繰り返しながら、私の昼休みは過ぎていく。

★ を一方的につけられた方は、「 あんた(或いはおまえ)、一体だれ?」 と、怪訝に思われるかもしれないが(笑)、この ★ は、そう言う ★ なのだ。


(エントリ記事を読んで、) 「 泣きました 」 「 感動しました 」 「 勉強になりました 」 の 代わりの ★ なのだから、どうか快く受け取ってください。。。。なんてね。(爆)


また、★ をクリックした方のページを、お気に入りにでも入れとけば良いのかもしれないが、ほとんど感涙にむせびながら(え?)、ページをあっちこっちしているものだから、「 お気に入り登録 」など すっかり忘れている。
だからその ★ をつけたページに、再び戻れることはあまりないに等しいんだが、そりゃそれでいいのだ。


ただもう最近は 毎日のように、★ クリックの旅に出かけてるモノだから、Hatena会員の方には、「 あんた誰? いきなり何? 」 的な、そんな思いをさせている事には違いないと思う.....。


でもいいんだ。。。前進あるのみだ....(笑)


お昼時なので、どうしてもランチ類に目がいっちゃうんだが、そんなある日、どこからどうしてたどり着いたものか、たまたま とある方のサイトを訪問したのが、8月の初旬頃だったかと思う。

その方のサイトは、編み物や織物作品がたくさん掲載されていて、どの作品にもその方の息吹が感じられるような、そんな印象だった。


私が拝見した時はたまたま、「 長男のお嫁さんに.... 」 と、夏糸で編んだような涼しげなチュニックだったかしら...お義母さんの優しい心遣いがそのまま表れたようなデザインとレース使いにすっかり、目がハートになっちゃって、★ をカチカチカチ鳴らして帰ってきたんだっけ....。


それからだった。。。
ご挨拶から始まり、私の作る雑弁に、毎回賛美のコメントを頂戴したり、対して私など、一度も編み物などしたこともないくせに、いっちょ前にその方の作品について感想を述べたり、とにかくそんなこんなで行き来が始まった。

そして先週、その方からプレゼントが届いた。

使うのがもったいほどのキュートで可愛い、携帯用のストラップだ。


私のイメージだったのかしら? 目も覚めるほどの鮮やかな黄色。
太陽に向かってまっすぐ伸びる ひまわりのような よどみのない黄色だ。(自分で言うな 笑)
しかも私だけではなく、我が家の浪人生の娘にもと、「 これは特別に編んだ一本なのよ 」 と、そっと書き添え 同封されていたストラップがもう一本。


「 あなたの娘さんに来年は幸福が訪れますように.... 」 との、願いをこめて編んで下さったに違いない。


添えられたメッセージを読みながら、涙が溢れ出た。

「 感謝の言葉・・・それはもちろん大切だけれど、その嬉しかったことや、感動したことをいつまでも忘れないで覚えていること....それが本当の感謝なのだと お母さんは思うのよ。 」 と、私は小さい頃から、母にそう言われ育ってきた。


夏の終わりに届いた、この爽やかな贈り物を忘れないでおこう。
私と娘に下さった優しいキモチと、そのキモチに感動したこと....そのことを忘れないでおこう。


そして来年、娘にサクラの花が咲いたら、幸福にとの願いを込めて クローバーを編んで下さったその方のところへもう一度、「 ありがとう 」 を 言いに行こう。


「 娘にも春が来ました。ありがとう。nokonokoさん。。。」 と、必ず言いに行こう。


今日の "べんと" は、また後で。。。