Twitter仕様なドラマ

先週は、ほとんど仕事の都合でお外でランチだった。。。
展示会があったのでほぼ毎日、同じ方々と会場近くで昼食を共にした。
その昼食時、30代半ばの美しい女性社長が、「 ね? 知ってますか? 今、Twitterを軸としたドラマやってるでしょ? 観たことあります? 」 って話題をもちかけてきた。
地上波テレビと言えば、ニュースと朝の情報番組くらいしか見ない私は、ドラマなど さっぱり?!な 話題だったのだけど(笑)、 Twitter絡みのとなると、少々興味もあるにはある。。。


以前ここでも、Twitterの事は書いたことあるんだけど。。。ここらへん で。

この春だったか、 「 これからの新社会人の就職事情 」 って言う特番で、就活する 最近の大学生に絶対必要だと言われている "三種の神器" って言うテーマで、「 1.携帯電話(主にiphone)、2.パソコン、 3.Twitter 」 の 3つを紹介していた。
その番組を見終わったあと すぐ Twitter のIDを取得し、自分でツィート(つぶやき)はしないけれど 気に入ったツイッターさんのフォローはしている私。。。(笑)


私にとって、Twitterとはそんな認識でしかなかったのだけど、しかし今、その Twitter が 若者の出会いのツールとして使われている....そしてそれが軸となってるドラマが放送されてるって事を聞いたので、お勉強も兼ねてドラマ視聴となったってワケなのです。。。


そしてその 肝心のドラマだけど、もう既に第七話まで展開してる模様。。。
そこで 土日にかけ、第七話まで飛ばし飛ばしとは言いながら、視聴してみました(笑)
(昨夜も、なんやかや言いながら観てしまったのよぉ〜)



話の内容は、なんてことない最近の若者の 恋愛事情なんだが、まず のっけから、お互いがお互いを呼ぶのに、ホラ、出会いがTwitterって言う設定なモノだから、ID(アカウント)で呼び合ってるって言うのが、何となく可笑しいのだけど半面、物悲しい気もしながら見始めることになる。。。
高校の同級生だと言う女の子同士さえも、呼び名は名前ではなくID.....(笑)
「 それっておかしいでしょ。 じゃ、IDで呼び合うには、匿名性を重視してるから? 」なんて少々突っ込み気味で観てたんだけど、自宅は行き来してるし、会社にも訪ねて行ったり来たり。。。つまり 氏素性は明らかなのに、呼び合う名前だけはID.....(しつこい 笑)


「 だからぁ。。。出会いがtwitterなんだよ。。。」 って割り切って視聴すれば良いのだろうけど、なんだかんだと突っ込みドコロ満載だったり、ど〜も腑に落ちないトコロを残したまま...... ま、それでも最近の若者事情 恋愛事情には、「 へぇ〜。。まぁ。。ほぉ〜 」 などと、妙に納得する箇所もあったりして そんなこんなで第七話まで一気に観終わった。。。


けどね....言うほどTwitterは登場しないのよね。。。爆

それから・・・


「 いま、僕らが生きてるこの世界で、本当に本音だけで何でも話せる人が居ますか? ボクには居ません。だから Twitter で 出会ったみんながとても大切なのです。。。」 なんて台詞があったりしちゃって、ちょっと愕然としたのもまた事実。。。


よく言われているように、最近の子等は人と人の繋がりが希薄なんだろうかしらね....


親には話せない事でも友達には、或いは仲間には話せるって言うのが....そしてその友達や仲間は 幼馴染だったり同級生だったり、決して仮想現実のネットなんかで出会った いわゆる " にわか作り " のトモダチではなく、ましてIDなんかで呼び合うトモダチなんかじゃないのよ....って私達は思うんだけど、このドラマはまるで正反対。。。


出会いって....その人の顔や声やしぐさや、髪型やクセや匂いや(笑)、そして考え方や、そんなこともすべて含めて受け入れてくって事が、人との出会い なのだと、私達は誰に教えられるでもなく そう思って生きてきたけれど、最近の若者の出会い方事情は、私達のソレとは少しばかり変化してきてるのは確かなんだろう。
でもその出会い方が、携帯電話の文字だったり、ハルだのリンダだのピーチだの IDでしか呼び合わない友達が、本音で話せる唯一の仲間だなんてねぇ....ちょっと複雑.....(笑)


だから・・・


そんな出会いを求めるのではなく やはり子供達には、顔を見て声を聞いて、勇気を出し握手を求め、親の付けてくれた素敵な名前を心を込めて呼びあう...そんな人間関係を築いて欲しいなぁ。。。って思ったワケなのですね。。。

久しぶりのドラマなど観て、その違和感アリアリの展開に、ちょっとばかり考えちゃった週末になった(笑)
ま。 そんな勝手な事を言いながらも、「 じゃ、アンタだって ミエル だなんてIDで、長文つぶやいてるじゃないっすかぁ〜?! 」 って言われたら、「 はい。その通りですわ...」 としか言えないのだけどね。。。(笑)


ドラマは.....ココ とか、ココ などで視聴できます。
(リンク切れの場合があるので、両方を利用するとほぼ 1〜7話、観れるハズ)


主演の瑛太クンを見て、「 発声がイイから 滑舌 がいいのね....とか、その顔の小ささで その身長は有り得ない....」 とか、他にも ゲイの役で出てる エラく男前の役者さんを、台詞そっちのけでガン見してたりするものだから、例によって 好き勝手な感想を綴ってる割には、あまりドラマの内容は把握できてない箇所も多々あり。


ゲイの役で出てるあの格好のいい俳優さんは一体誰なんだろう。。。←調べる気はあまりない(笑)


タイトルの 「 素直になれなくて 」 で 予想は出来たけど、劇中 シカゴの 「 Hard To Say I'm Sorry 」 が時々流れてくる。
この曲は私ら世代には、涙が出そうなほど懐かしい曲ね。。。


Hard To Say I'm Sorry-CHICAGO


時代を反映してだろうけど、無理やり Twitter を盛り込んだ感じが随所に表れてるドラマだった。。。(笑)
Twitter絡みじゃなく、普通の恋愛ドラマならば きっともっと面白かったに違いないと思ったなぁ。