ハングルと、「 夢で会おうか ♪ 」

いつもいつもとはいかないが、何もなければ 大抵、昼食は自宅でとる。
12時過ぎにテレビをつけ、朝の残りや、昨夜の残りをこれまた、キレ〜イに平らげる。(笑)


ここ1ヶ月、そんな私のお昼のお供は、CSチャンネルで放映されている韓国ドラマだ。

ちなみに私は、韓国ドラマを見たことがなかった。言うなればコレが初めて・・・
あの有名な、「 冬のソナタ 」でさえ、知らない。


でも、いつだったか、うつみみどり(← このヒトは韓国通らしい) って人の旦那さん(キンキンって名前)が、「ウチの奥さん(みどり)が、冬のソナタ を見てて、目を腫らして朝、起きてきたのね。だからボク、それ見て、あら。。貴女は、冬の どなた? って言ったんだよ 」って言う話が可笑しくて笑えたの。
あやのこうじきみまろ の 次 くらいに可笑しかった。
「 も〜。おばさんなんだから。。」 と、思ってもらって結構よ。(笑)
謹んでお慶び申し上げます。( ←きみまろ風  もう。ええっちゅうねん♪ )

だから、「 韓国ドラマ 」ってのは、目が腫れるくらい悲しい物語なんだ・・・って印象だったけれど、お昼のドラマは、ドタバタで完全なコメディタッチだ・・・。
まま。 とにかく、昼休みに、そのドラマを何となく見るようになって、1ヶ月くらい過ぎた。
もちろん、字幕つき。
見始めてひとつ思ったことは、ハングル(韓国語)って言葉は、とても抑揚があるってこと。
女の人も男の人も、まるで歌うように、話す印象だ。
ハングルは 1mm も わからない私だけど、1ヶ月も見ていれば、幾つかの単語は覚えてしまった。

まず、とてもわかりやすいところで、日本語での 「 わかりました 」 に 該当する言葉。
これは、ハングルでは、 アラッソ と、発音している。
でも劇中では、少しセレブ風な奥様など、これを変化させ、 アラッソヨ なんて言ってるようにも聞こえる時があって、だから、ヨ 付きは、少しあらたまるのかしら ?(笑)
しかしまた、若者たち( 若者たちに限らずかもしれないが )は、 アラッタ と発音したり、 アラッチ と言う使い方もするようだ。
きっと、男女、或いは地位や立場により、使い分けてるものと思われる。
しかし、私のハングル講座など、これほどあてにならないものはないので(爆)、みなさんには、サラッとお流し頂きたい。
えっ?言うまでもなかった?(笑)


アラソヨ は、普段のファミリーの日常会話などで、ふんだんに出てくる。
しかし、同じ意味( わかりました 了解しました ) で、 アゲスミダ って 言葉も多く出現する。
これは、主に会社の上司と部下、或いは、姑と嫁などの間で、良く使われているようだ。
だから、同じ 「 わかりました 」 でも、この アゲスミダ は、「 かしこまりました 」 に近いのかもしれないなって、そう思う。


使い分け と言う意味では、日本語のありがとう・・・は、ハングルでは カムサハムニダ
これはもう、とても有名な言葉だけど、この カムサムニダ も、言う側の立場により変化する。
友達同士などでは、ほとんど、 コマウォ や コマウォョ って言葉で 済ませるみたい。
その次に、丁寧な言い方として、 カムサムニダ が 出現する。
それがまた、目上の人にお礼を申し上げる場合などは、「 感謝します 」と 言う意味合いのある、 コマスミダ に変化していく。( 日本語も同じような変化が、多くあるけれど。。)
劇中でも、社員が社長に向かって チョンマイ コマスミダ・・・
( 本当にありがとうございます )と、言いながら、ぺこぺこしてるシーンを、よく見かける。


電話が鳴れば ここはみんな同一に、 ヤブセヨ(或いは ヨボセヨ) って言葉を使う。
これはきっと、 もしもし ♪ に該当する言葉だろうな。
最近は、そのドラマ内で電話が鳴れば、役者さんより先に私の方が ヤブセヨ って応対してるです(笑)
う〜ん。 でも、実際に使ってみたいものだ。。ヤブセヨ・・・

「 ああ〜、もういい加減、アンタの手前勝手なハングル講座など聞きたくないんだが。。」 と、思われるかもしれないが、あと、もうひとつだけ。


耳に聞こえる音として、とても滑稽(失礼)に感じる言葉がある。
日本語で、「 一体どうしたの? 何があったの?(起きたの?)」 って時に、必ずと言っていいほど登場する オッテケテン ゴーヤー って言葉。
もう、ここまでくると、「 何と言われようとね、私の耳では、そう聞こえるの!! 」と しか言いようがないんだが、ハッキリ そう聞こえるのだ。(笑)
しかもその、オッテケテン ゴーヤー を 聞くたび、ある言葉がいつも浮ぶ。
「 ったく! 君の頭の中は。。。」 と 思われそうだけど、その オッテケテン を聞くと、「 オッペケペー 」と言う言葉が決まってチラつく。(笑)
明治時代、あの有名な、『 ザンギリ頭を叩いてみれば、文明開化の音がする。 あぁ〜〜オッペケペーオッペケペー♪ 』 とかナントカ、確か そんなんじゃなかったかしら ? (笑)
そう・・・オッペケペー節 と言う、演説調の歌と言っていいのか ? とにかく、歌謡なんだけど、必ずそれが浮ぶんだ。
たかがドラマで、文明開化まで話は及んで、大変恐縮なんだが、浮ぶんだから仕方がない。


そんなこと思いながら 見ているもんだから、例により、ストーリーは全然わからない。(笑)
ハングルを、大声で何度も復唱して おしまいだ。(笑)

ただ、ドラマの大概の内容としては、目の大きっい とても可愛らしい女の子と、かっこいいんだが、ウナギイヌみたいな顔した男性(失礼)を 中心に廻ってるドラマで、結構、賑やかな感じだ。
今日の昼間、その女の子と、やっと ラブラブ関係 にまで発展した、その彼が、幸せのあまり
「 今夜、夢で会おうね。 」 とかなんとか、彼女に言うんだが、あろうことか、その彼女は にべもなく
「 昼間も会って夜も会って、また夢でも会うなんて・・・せめて夢では、もっとかっこいい人とデートしたいわ ♪ 」 なんて言ったもんだから、すかさず私は、
「まあ。。。もったいない。」って思ったの。(笑)
「 夢で会おうか ? 」なんて、言ってもらったこともないし、この先も言ってもらえる可能性は、マイナス10000くらいだけど( 放っとけ! )、何てロマンティックな言葉なんだろう ♪ と、思うのよ。
そりゃ、クサいと言えば、クサいのかもしれないけれど、所詮、ロマンティックなんて、とてもクサいもの。
クサくない ロマンティックなど 存在しないもの。
男と女は、いつも  ろまんちっく ♪ じゃなきゃね。。。と、思うのです。
「夢で会おうか?」・・・なんて、うっとりなんですけど。。。(*^_^*)

他にも、単発ですぐ覚えて、すぐ使える言葉が幾つかある。( まだ続けるつもり? 笑 )

まず、チングロ
これは、なんか一瞬、発音しちゃ イケナいルージュマジック ♪ (古っ) みたいな言葉なんだけど、これは、ハングルだと、「 気持ち悪い 」とか、「 胸クソ悪い 」(失礼)とか いう場合に多く用いられている。
・・・この言葉についてこれ以上、深く言及できないけれど(笑)、気持ち悪いとかグロテスクとか言う意味合いでは、ニュアンス的に少し理解できるような出来ないような。。。(意味不明 笑)
とにかく少し笑えるね。。ぷ


次に、ビッチョッソ。。。 
これも オッテケテン 同様、何度か聞くうちに、耳から離れなくなってしまった言葉だけど、これは、「 みっともない 」とか、或いは、「 あんた、正気? 」みたいな 場面で 多く使われているようだ。


次は、 シックロ と言う言葉。
これは簡単。。 日本語で言うところの、「 やかましい! 」 とか 「 うるさい! 」に当たる。
「 ああ゛〜もう、シックロ!」って風に使えるみたい(笑)


最後に、シロ って言葉。
これは、「 あ〜、もうイヤ! 」って時の 「 イヤ 」 に該当する。 


「 ああ゛〜、もう シックロ! ほんと、シロ。 チングロ。あんたマジ、ビッチョッソ。」
って女の人が言ってたら、

「 ああ゛〜、もう うるさい。本当にイヤだわ。。気持ち悪い。。あなた正気なの? 」と、こうなり、そう言われた男性は、速やかに その女性の前から姿を消さなきゃならない。。。(笑)

お断り申し上げておきますが、今日、ここに記したハングルは、私のこの古い古い耳の、耳コピ以外の何物でもなく、発音その他で、「全然、違〜う!!」と いう箇所も多分にあるとは存じますが、ご了承くださいませ♪