新旧の We Are The World ♪



本日は、スケートスーパー貴公子3人組のせいで、午前中は仕事にならなかった方も大勢でしょう?(笑)
私達も12時前から全員 (と、言っても4人だけ)で、 早目のお昼休憩時間に入り。。。
いやいや、三人とも、素晴らしかった★ 19日のフリー演技が楽しみ★ドキドキ★



で、今日もまた、オリンピックとは全く関係ない音ネタをひとつ。。(笑) どんぶり画像も溜まってるってのに!

2010年2月1日、LAのジムヘンソンスタジオで、25年前と同じく Q.ジョーンズ がプロデューサーとなり、「We Are The World 25 For Haiti」 収録の為、総勢約75人以上の歌手、俳優が集結した。
そう・・・'85年のアフリカ救済チャリティーソングの「 We Are The World 」が、今回、ハイチ救済のため、新メンバーで再レコーディングされたのだ。


1985年・・・あれからもう25年・・・四半世紀も経ったんだ。
85年当初は、ケーブルTVもスカパーもまだなく、MTV専用チャンネルなんかも当然、なかった。
おぼえてるのは、夜12時も回った遅い遅い時間、深夜番組の洋楽コーナーで 「 We Are The World 」 のビデオが流れてたってことくらい。
当時まだ大学生だった私は、部屋の小さいテレビ、それに30cmくらいまで近づいて観てたっけ。
「 あっ、M.ジャクソンとL.リッチーだ 」 とか、「 うっわ。B.ディランだよ!何か怒ってんの? 」とか、「 B.スプリングスティーン、声でかっ!」とか・・・

We Are The World 25 For Haiti - Official Video


大きい画面でって方は、こっち♪


それからほどなくして、どっかの局の24時間TVの特番か何かで初めて、その 「We Are The World」の メイキングビデオが放送されたかと思う。
まだその当時、20代だった私だけど、S.ワンダー が L.リッチー と肩を並べ サササッ と 編曲し直してるシーンや、同じく S.ワンダー が B.ディラン に、「 こう歌った方が君らしいんじゃないか? 」なんて、歌唱指導したりするシーンに まさしく ぶっとび! 
また、Q.ジョーンズ が R.チャールズ に歌詞を口頭で伝えると、すぐその場で点字に直し、その後すぐレコーディング・・・世間に「 一発録りの天才(即興の天才) 」と 知らしめた R.チャールズ そのままの姿を見ることが出来、感動して泣きそうになったことも思い出す。
指で点字(歌詞)を読みながら、首を振りながら、足で大きくリズムを取りながら、一発録り終了。誰にも真似できない独特のアレンジで歌い上げるとこなんか、ぶるっ ♪ と震えちゃったな。。


他にも、D.ワーウィック が、スタッフのミスで一度目の録音が流れた時、「 どっち?あなたはそっの方がいいのね? 」なんてジョークを飛ばすシーン。
他にも、(ああ、止まらない 笑) 当時、日本では絶大な人気を誇った、 C.ローパー が ジャラジャラつけてたアクセサリのせいでノイズを発生させ、「 なんだ。私がいけなかったのね 」なんて言いながら、それらを全部外すシーンや、 R.チャールズ と S.ワンダー の二人が、当時の最新式だと思われる点字機械を操作してる姿や、そしてそして、まだまだその頃は、キラキラ王子様のように美しかったマイケルの姿が収められていたその番組を、食い入るように鑑賞したものだ。


もちろん、曲だって今聴いても涙が出そうなほどいいメロディ。。。
当時、シングル版はもちろんすぐ買った。しかし、発売されていたVHSのビデオテープは、私にしてみればとても高額で 「 よし。休みに帰省したらお母さんに買ってもらおう 」 なんて思って結局、そのうち熱も冷め、買わないまま過ぎたんだけど。。。
そんな私達世代には、もう! 懐かしさで鼻の中がツーンとしちゃうほどの 「 We Are The World 」。
・・・ってことで、私たちは、やっぱり こっち の We Are The World♪ でしょう。。。


マイクリレー?ソロリレー?(どっちなんだろ?) とにかく、フレーズをリレーしながら繋げてく歌法は、今回のハイチ救済版も同じ・・・
一人目、二人目と歌い繋がってくうちに、「 ああ、このソロパートは○○が歌ってたね 」 とか、「 ○○と声が似てる 」とか、いつの間にか、新旧メンバーが頭の中でリンクしちゃう。
まさしく layer&draw だよ(笑)
ともかくも、あの時代に胸熱くした、私と同じ思いの 中年オトコと中年オンナ は大勢いらっしゃるだろう。。。って前提で(笑) 今日、ここに記しておこう。。。
でも、ほんと 音楽の力ってすごい!!!

新メンバーの「 We Are The World 」で大活躍なのが、ハイチ出身だという ラッパー ワイクリフ・ジョン って人。彼の歌は、「 カカカカカ 」って大平原を飛んでく鳥を思わせるような歌い方。
そして、きっと今が旬まっさかりだろう ジェニファー・ハドソン は、当時の B.スプリングスティーン ばりのデカ声とスケールで 彼のパートをシャウトでもって きっちり制覇。。ほんと ご立派!
ダイアナ・ロス のソロパートは、バーバラ・ストライサンド がサラリと歌ってる。お騒がせだった C.ローパー のパートは セリーヌ・ディオン が真面目にこなし、映画「レイ」で、R.チャールズ が乗り移ったかのような演技を見せた 俳優 ジェイミー・フォックス は、メイキングのワンシーンの中でやっぱり レイ の物真似してた(笑)
曲の後半から ラップがふんだんに取り入れられてるのも 2010年 ハイチ救済版。 もちろん、エミネム も参加してる。 それからテクノ?(こんな言い方今もするのかしら? 笑 ) も、取り入れられてる。


俳優では、今回のオスカー主演男優賞ノミネートされてる、J.ブリッジス も参加してた。(ちなみに私はもう20年も彼のファン)
スタジオ入りの時と、コーラスの時のチラチラとしか写ってないけれど、それでも嬉しい。
でもやっぱり一番泣けるのは、合成だけど マイケル と妹の ジャネット の共演。。。
泣けちゃうよな。やっぱり・・・


★2010年 ハイチ救済版の一番最初に歌ってる男の子は、Justin Bieber君♪ まだ15歳の男の子。何でもYoutubeのクリップから人気に火がついとか? 米では社会現象になるくらいの人気者らしい♪


★クリップの3:14秒ほどのところで現れる謎のおじさんが、ワイクリフ・ジョン・・・
「 これは誰だ? 止めてくれ。」 だの、「 悪霊を呼び出してるかのように聞こえる 」 とか悪評さんざん。。。気の毒〜(笑)