出会いと別れ。


出会いと別れ。。。

Hatenaブログの今週のお題が、「出会いと別れ」なんだそうだ。


今月は、大勢の方々との別れがあった。


親として、我が子が高校を卒業するという事が、これほど寂しい気持ちになるとは、正直思わなかった。
だって、やっぱり高校生・・・18歳と言えども、高校生は高校生。
参観日もあれば体育祭も文化祭も、三者懇談もあった。 幸運なことに、ジャンケンで勝ち 免れたけれど役員職もあった。
つまり、学校と言う媒体を通して、先生やクラスメイト、父兄、行事、懇談・・・そう。。だから、学校を軸として、私達は皆々と、確固たる繋がりがあったのだ。


行事前には、ご案内のプリントが配られ、懇談前には、名簿が配られた。
人によって繋がり方が希薄であろうと、或いは濃厚であろうと、繋がっていたことだけは間違いない。
そうやって私達は、小学校1年生から 12年間も、学校や先生、クラスメイト、そして その父兄達と、繋がって生きてきた。
クラス替えがあれば、一瞬寂しい気持ちになりはしたが、すぐまた、新しい繋がりが生まれ、進級すれば、また新しい出会いがあった。
そんな中で、この学校の生徒と言う、そして その生徒の父兄と言う保護下に、私達は身を置き、12年間を過ごしてきた。


そしてこの3月、卒業の時を迎えた。 と、同時にその全ての繋がりは放たれた。


そういうわけで、私は、しばらくの間、とても寂しかった・・・。
あと一年くらい、高校生でいてくれてもいいと思うほどだった(笑)


繋がりは断ち切るわけじゃなく、また、断ち切られるわけでもない。
しかし、大学に進学する者、娘のように浪人を選択した者、或いは社会へ一歩踏み出す者。。。 そのほとんどが、高校進学と言う道を選択した3年前とは違い、18歳の春は、それぞれ行く先々が異なる。
そしてその先には、父兄参加の行事も、懇談会もおそらくもう、ない(笑)
振り返ってみれば、大して協力も参加も出来なかった 学校行事だったけれど、それももう二度とない・・・そう思った時、とても寂しくなったんだ。


そしてまた、その寂しさを少しばかり助長させたのは、やはり我が子の成長だろう。
我が子の成長は嬉しくもあり、また寂しくもあるものだ。
親なら皆、そうだ。


卒業式の日、「元気で高校を卒業してくれた。あ〜良かった。あ〜めでたい」と、『 仰げば尊し 』 を、一緒に歌いながら胸が熱くなった。 しかし、そこに、一抹の寂しさを憶えたのは、やはり親だからこそ・・・。


進級のたびに、卒業 入学のたびに、「あんなに幼かった子が・・・あんなに甘えん坊だった子が・・・」などと思いながら、特にいつも傍らで見守ってきた私達 母親は、その晴れ姿に泣いて笑って、そんな風に時を過ごしてきたのだったね・・・。


春・・・3月は、喜びや悲しみ、そして旅立ち、はたまた決意・・・いろいろな感情が交差する。
親の出番は、もうほとんどなくなってしまったが、子供たちはまた、行く先々で出会いがあり、繋がりが生まれるのであろう。
良い繋がりを築いて、そしてその輪が、一段と大きくなってくれることを願う。
出会いと別れ、喜びと悲しみ、希望と絶望、成功と挫折・・・いくつもの光や闇を越えて、私達は生きている。
そしてまた出会い、別れる。 そしてまた出会う。 出会うべき人に出会う。
そして生きていく。

と、書いてみたけれど。。。
もし、この記事を、「今週のお題」エリアに投稿しちゃったらば、Hatenaのスタッフ(審査員)が読むんだそうだ。そして、お題に沿ったとして、優秀作品?に選ばれたならば、Tシャツが貰えるんだそう。。。(笑)


こう書いてある。。。
『スタッフが「これは!」と思ったブログは随時メルマガで紹介させていただくと共に、月に一回「れいこん賞」を選出し、はてなオリジナルTシャツをプレゼントします。』と・・・

とにかく書いたことにしておこう。。