Desperado.....♪

最近、テレビをつけてると何十分かおきに、この曲が流れてくる...。
昨夜も、21時から0時くらいの間に、3回も聞いた。


映画「十三人の刺客」 のテーマらしく、映画の宣伝のたびに流れてくる...。


Desperado Eagles


イーグルスと この曲をリスペクトし、カバーしているアーティストがあまりにも多いため、時々、「 え? デスペラードって カーペンターズじゃないの? 」(カーペンターズのカヴァーも有名なため) なんて勘違いしてる人も結構居たりする。(笑)


だけどこの曲・・・わたしら Around50 には、なにかしら、悲しかったりしんみりしたりする曲じゃないかぃ?

ま、間違いなく 泣ける歌であるのは確かね。


デスペラード...これは、辞書をひけば、無法者とか、ならず者って言う意味だけど。。。


しかし・・・
デスペラードよ...」 との、呼びかけから始まる、この悲しい曲に 「 おい!無法者よ.... 」 と 当てはめてみても、なんだか可笑しな意訳になっちゃうんだな。
今風の言葉で言えば、「 心折れしキミよ...なぜ気づかないんだぃ? 」 なんて感じが いいのかもしれないね。


この曲を初めて聴いたのはまだ10代だったと思う。
当時はまだこの曲の意味がよくわからなかった...。
そりゃそうだ・・・・・ トランプのポーカーを知らなきゃ、この歌詞は少々理解しにくいから。。。


「 ダイヤのクィーンでは勝てないだろ? 」 とか 「 お前も知ってのとおり、ハートのクィーンが一番なんだぜ 」 なんて言われても、当時の私は 「 へ? 」 ってなもんだった。。。


ダブルミーニング満載のこの曲がやっとこさ理解でき、そして沁みるようになったのは、実を言えばつい最近になってからかもしれない。
ダイヤのクィーンやハートのクィーンとは オンナのことで、その意味とポーカーのルールを掛け合わせてあったんだよね。
10代にはとてもじゃないけど、理解できなかったハズだ....笑


しかし、何十年経っても色褪せない、いい曲じゃないか....。


高望みやない物ねだりは もう止めた方がいい


ココロ折れし君よ、君はもう若くはないんだ
痛みや空腹がより君を郷愁へ駆り立てるだろ?


自由? 自由だって? そんな事を言う奴もいるけれど
君は檻の中で ただ孤独のまま ただただ彷徨ってるだけじゃないか


やがて訪れる冬は 君の足元を冷やすことだろう
温かい陽は射さず そして輝く雪も降らない
昼と夜の区別さえつかないじゃないか


そりゃ雨は降るものさ しかしその後には虹が架かるものなんだよ
さあ そんなところにいつまでも座ってないで 素直になれよ
目の前にある幸せに早くきづいてくれ
さあ立ち上がろう 手遅れになる前に


(✤訳詩は個人的見解によるものですのでご了承を...。)

この曲は、イーグルス初期からのメンバーである Don Henley(ドンヘンリー)が29歳の時に、彼が友達に宛てた手紙の内容がモチーフになってるって話はあまりにも有名。


若いのに... すごいよね、ドンヘンリー(笑)

コチラのtube では、立派な日本語訳ついてます。。

ドンヘンリーと言えば、私はもう一曲、この曲も好きだった。


Don Henley - Taking You Home

こっちも有名すぎて、あちこちのドラマや映画にも使われまくり...だけど。


これ今年のクリップよ...。 ドンヘンリー・・・ 変わらず甘ったらしい声だけど、もう63歳なんだって。
でも すごいね。 歌、うまいね。