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春をふりまく....
また更新がしばらく空いちゃったなー。
さて...
私と浪人生の娘は、先週末(12日 土曜日)より、私大受験のため一緒に上京しておりました。。。
もうねえ…、新幹線の中でも下車した品川駅でも、そして新宿近辺でも、受験生らしき若者達でいっぱい!
我が家と同じく親御さんが付き添っている子も居れば、険しい顔でひとり携帯アプリ(地図)を眺め、進む方向を模索してるように見える男の子もいる。(どっちも新宿駅の光景)
どの子もみな純朴そうで、なんてかわいらしいんだろう。 (ウチの娘も純朴と言う点では負けてないんだけど... 爆)
続きを読む14日の月曜日より出張予定だった私は、どうしても13日の日曜日中には帰宅してなきゃいけなかったんだけど、それでも日曜日は、受験する大学をすべて下見できたし、午後からはぷらりと渋谷散歩もできた。
13日夜、夕飯を少し早めに済ませ、娘をホテルに送りがてら、ホテル内にあるコンビニに立ち寄った。
これから一人 夜を過ごす娘のために、夜食のおやつやジュースを買い揃えながら ふと見ると、ここでもまた純朴そうな男子学生が、コンビニ弁当とお茶とおやつ(パイの実)を大事そうに抱え、目をぱちぱちさせながら、レジに並んでいるのが見えた。
その真面目そうな横顔を見た瞬間、胸が詰まり泣きそうになった。
コートもはおらず、フリースに財布ひとつだけ持ったその姿を見れば、ホテル館内から直接来店しているのは 一目瞭然で、同じホテルなのは間違いなかった。
これから部屋に戻り弁当を食べ、勉強しながら 「 パイの実 」 を 食べ、明日からの試験に備えるんだろう。
それを思うと、胸が締めつけられるような気がした。
今夜 娘は一人だけれど、一夜明けた翌日には、今度は夫が娘と合流する。
そんでもって、ここまでの道中は少なくとも私が一緒だったので、不安などなかったはず。
しかしそのコンビニの青年は、どこの町からか…、たった一人で上京し、一人でご飯を食べ、見知らぬこの大都会で どんなにか寂しく心細かろうと思うと、もう少しで涙がこぼれそうだった。
真っ赤になった目を娘に見られるのもきまりが悪く(笑)、慌てて向き直り、用もないデオドラントコーナーへ向かった。